読者からのお便り

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「精神障害者の自立支援を考える会」では皆様からのご意見・ご感想を募集しています。
当ホームページでご紹介をさせて頂きます。


会員からのお便り① 娘の突然の統合失調症を抱え10年、誰も隠さないでよい社会に

 釧路のイオンモールで殺人事件が起きました。もしかしたら精神障害者かもしれない、と思いました。病気の当事者の方達も「もしかしたら?」と不安で嫌な日々だろうと思います。殺人を犯したなら、精神がどうであれ、皆平等に裁判を受けるべきだと思います。病気の当事者の皆さんも、何かある度に、ビクビクして、世間から嫌な目で見られ辛いと云っています。

 先日は、「2.28シンポジウム」の資料を送ってくださいましてありがとうございました。私は、娘が10年前に統合失調症になり、その時初めて精神科の病気を知りました。当時は夢中で生きていましたが、今振り返ると大変だったなあと、他人事のように思います。突然、おかしくなって、私はすぐ仕事を辞めて、当時の1才の孫の世話をすることになりました。娘の夫は「もう自分にできることは無いので離婚したい」と云い、娘は入院しているし、毎日孫を連れて病院へ面会に行き、区役所や裁判所にも行きました。今まで知らなかった精神の病気の大変さ、10年経った今も、大分良くなってはいますが、一生続くと思います。

 娘は今は作業所へ通っていますが、病院には、何年もあるいは何十年も入院している人が沢山います。そして再発する病気です。統合失調症になったら、家族で周りに隠す人々がたいがいです。私は、友達・知人・近所の皆様に隠さず話しました。だから気持ちはとても楽です。本当に困ったら周りの皆様に助けて貰えると思っています。

 そうやって隠す人が多いので世の中にあまり知れ渡っていない。もっともっと大勢のに知ってもらって、分かってもらうべきだと思います。癌や心臓病のように、普通に統合失調症と言える世の中になって欲しい。誰も隠さなくても良い、そして悪いことをしたらきちんと裁判を受ける、そうなって欲しいと思います。娘が病気なので、それでも大変なのに、私の夫が胃癌・前立腺癌・くも膜下出血となり、そして今うつ病になっています。1才だった孫が4年生になり、我が家の「太陽」です。

 木村さんも大変な病気を抱えながら、息子さんの為を思い、取り組んでいらっしゃること、大変敬意を表します。お身体を酷使して病気が悪化しないようにと願います。
                         

平成28年6月24日
札幌市西区 M.F さん

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